BENRY[ベンリ―]

法学の予習ノート

債務不履行の効果

損害賠償の範囲(特別損害)

(1)乙契約に損害賠償額の予定条項を挿入しているため、乙契約の債務不履行となっても100万円の損害で済む。しかし、900万円未満であれば買った方が有利であるため、880万円で買う。

 380万円について、損害賠償請求をする

(2)代替取引の場合の損害賠償請求

 逸失利益300万円と、Bから買って損をした80万円分の計380万円。

(3)800万円で確実に売却することができたのかということ。

 また、損害賠償額の予定条項を入れていたにもかかわらず、880万円で買ってしまったこと←意味なし

損害賠償算定の基準時という問題の性格

 

填補賠償額の算定

(1)最判昭37.11.16によれば、原則は履行不能時であるが、しかし価格高騰の事実があり、売主がその事情について悪意又は有過失のときは、高騰した現在の価格、すなわち口頭弁論終結時である3月1日の価格である130万円を填補賠償として受け取ることになる

 売主の悪意有過失を立証できない場合には、履行不能時である2月1日の110万円。

(2)1月15日に115万円で転売する契約を結んでいた場合には、115万円になってしまう(もっとも、このことの立証責任は相手が負うか)

(3)2月20日にXが転売することが確実であったことについて、高度の蓋然性があったことを証明できれば、150万円の填補賠償を受け取ることができる。そうでない場合には、(1)と同様